老後のためのリフォーム どれくらいかかる?

老後のための住まい探し、リフォーム編

 

中古住宅を買っても、老後のために、色々リフォームしないと使えないこともある。

 

たとえば年を取ると和式のトイレはしんどい。

 

膝の軟骨がすり減るので、しゃがめないのだ。

 

また段差に足を引っかけて転ぶと、頭を打ったり腰を打ったりして致命傷になる。

 

風呂も手足を伸ばすような浴槽で、おぼれて死ぬような事故もよく起こる。

 

40代くらいまでは、そういうことは自分には起こらないと思っているが、50を過ぎて五十肩とか老眼とかが始まると、途端にいろんな老化現象が現れて、こりゃ大変だと言うことになる。

 

なので年寄りが住む住宅には、多少のリフォームは絶対に必要になるわけだ。

 

では、どのようなリフォームがあって、どれくらいの費用がかかるのか?これはもう物件によって違うし、リフォームする内容によっても違うから、一概にどれくらいなどと言うことは難しい。

 

こういう場合、複数のリフォーム会社に見積もってもらって、その中から選べば良いなどと書いてあったりするが、果たしてそれで納得いくリフォームができるのか?というのも複数の会社から見積もりをもらっても、実はどれが良いか判断する目安がないからだ。

 

となると、あらかじめ自分でも、リフォーム費用を計算してみた方が良い。

 

そのために使えるのが「積算資料ポケット版 リフォーム編」という本だ。

 

この本は毎年新しく出版されている資料集で、リフォーム業者が見積もりを出す際に使う基礎資料でもある。

 

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積算資料ポケット版 リフォーム編

積算資料ポケット版 リフォーム編とは、リフォームに関する費用の相場がわかる本だ。

 

どのようなリフォームがあって、いくらくらいでできるモノなのか、この本を見れば大まかなことが分かる。

 

大まかなことさえ分かれば、仕事を頼む際にも話が早い。

 

リフォーム会社や工務店に見積もりを出してもらっても、それが良いのか悪いのかは、知識が無いと分からない。

 

値段が安いからいいやと契約して、リフォームが完成してみたら、なんかえらい安っぽくなってしまって、ああ失敗したな、と言うことになってもつまらない。

 

逆に目の飛び出るような高い費用を請求されても、実はかなり良心的な値段だったりするようなこともある。

 

それもこれも、リフォームにかかる費用の相場が分からないからで、相場が分かっておれば、失敗して後悔することも減るだろう。

 

もちろん、最初からいっぺんに全部直すのではなくて、トイレだけ、浴槽だけ、水回りだけ、…と言う風に少しずつ直して行って、仕上がりが良ければ次を頼むという方法もある。

 

ただしそれはまたそれで費用がかさむから難しい。

 

なのでこの積算資料を見ながら、工務店の人とプランを練るとか、そういう工夫で、自分の望むリフォームをしたいところだ。

 

中古住宅を買って住むのであれば、一冊は手元に置いておきたい本ではあるね。

 


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